星空の道 Snowblink

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Legend of Shion~再会PartX

 10年目の「再会」はいつもと少し趣の違う「再会」でした。
 シメさんがおっしゃるには「バウのリサイタルの後、皆さんから『社会復帰できません』とお便りを頂くのですが、私もできませんでした。リサイタル終わってから私、変なんです。『再会』でこんなになんにも準備しなかったの初めて。ですので、今日はバウのお茶会です。皆様とバウの余韻を楽しみたいと思います」ということで、ホントに「お茶会」でした。シメさんが公演の曲を歌って、公演に関する質問に答える。幸せな夢の続きでした。もうできないはずなのに、公演観て、入り待ちして、出待ちして、そしてお茶会に出てるなんて。

 以下、ザックリレポです。話の順序とか表現とか違ってると思いますし、全部は書き切れないですけれど。



 幕開きはリサイタルのオープニングと同じく、暗転して「コーイヌール」の曲が流れ、開演アナウンス。
 マント姿のシメさんが登場。最初の歌は「True Love」。
 乾杯して最初のご挨拶があり、ゲストのウルさん(未央一さん)が壇上に上がってトーク。シメさんに「ぜひ東京でもリサイタルを」と言ってくださって、最後は「植田紳爾先生の物真似」で説得してくださいました。ありがとうございます~。

 シメさんはお席に帰るウルさんと一緒に上手のお立ち台に移動し、「うたかたの恋」を。いつも通り客席全員がマリー。それから、客席の間を縫って下手のお立ち台へ。私はこちらに近い御席だったんですけれども、こちらは「すごいで。『熱愛のボレロ』」。はい、すごかったですとも!

 正面に戻って、公演に関する質問に答えてのトークだったんですが……シメさん本人がスポニチの某Y氏の劇評を読み上げてツッコミ、もといコメントするところから始まりました(笑)
 私この記事読んでなかったんですけど、Yさん相変わらず笑かしてくれるよな。あたし一生相容れないと思うわ。

 舞台のメイキングのお話。
 まず、1月にどこかで冒頭の曲を耳にして、「これで始めよ!」と決めたそうです。
 4月1日に西麻布で偶然ヤンさんに会って――「プログラムに書いてあったの(ヤンさんからのコメントのこと)、あれウソですから。日が暮れる前からベロベロになったりしてません、ベロベロになったのは日が暮れてからです!」――バウ公演の話を聞いたヤンさんが「黒燕尾着なよ、私振付する。シメさんが黒燕尾着れなかったら誰が着れるの!」と言ってくれたそうです。シメさんはその時はまだ、黒燕尾を着る勇気はなかったそうなんですが、ヤンさんに背中を押してもらって、黒燕尾を着ることで、男役としてちゃんと立たなければ、という意識が出来て、感謝しているとおっしゃっていました。
 黒燕尾のダンスの振りにも一つ一つ意味があって、シメさんの宝塚での人生と、亡くなられた寺田先生や小原先生や喜多先生への感謝と哀悼を表していたそうなんです。それを知ったうえで、もう一度観たいですね。千秋楽のあの場面が終わったとき、声を上げて泣きそうになったのは、そういうわけだったのかも、言葉で説明されなくても、ちゃんと伝わっていたのかも、とも思いますけれど。
 それと、ヤンさんが公演終了後にくれたメールの「こんなことをやっていいのはシメさんだけだ。信念を貫いて来た人だけにできることだ」という言葉が胸にしみました。

 第一部のお芝居は「ジゼルのアルブレヒトが演りたい。長いマント引きずって百合の花束を持ってくる、それがしたい」というシメさんの希望を基にして作られていたそうです。
 あの百合、「ジゼル」だったんだ。私「グランサッソの百合」かと思いました。
 谷先生は「お前アルブレヒトなんやろ、ってことはそこは墓場なんやろ? 墓場からどうやってつなげたらいいんや」と一生懸命考えてくださって、毎晩家に帰ってからも昔のビデオを見て公演で使うためのアヤちゃんのセリフを抜き出してくださったそうで――「俺はアヤカのストーカーか」と言いながら(笑)――そう、谷先生はいつも生徒のために一生懸命やってくださるんですよね。出来上がったものにいろいろ言ってごめんなさい。(でもそれとこれとは話が別ー)

 エリザは、セットと衣装を借りて扮装して演ることが決まっていて、映像を使ってトートとルドルフの一人二役で「闇が広がる」もやる予定だったのが、著作権の関係で全て駄目になり、曲数も制限されてあの形になったそうです。シメさんは、「自分なりに自由に演れたからあれでよかった」と言っていましたし、私はかえってシメさんの力を見せつけられた気がしていますけれど、そこまでやってくれる予定だったのなら、やっぱり観たかったな。これだけは、今からでも何とかならないのかと思ってしまいます。

 御織先生振り付けの場面は、最初はやはりデュエットダンスが希望だったのだそうです。アヤちゃんの都合がつかず、「ほかの人じゃファンの人が納得しないだろう」という、谷先生の意見で一人で踊ることになったそうです。……まあそうかもしれませんが……。私は、一緒に踊って下さる方に文句なんかはなかったのに……。

 「次のリサイタルはいつ頃の予定ですか?」という質問も来ていました。「もう舞台には……。いつも見てもらっている占いの先生がおっしゃるには私は60歳が一番いい年なんですって。でも60歳ではもういいなあ(笑)その時の気持ち次第で、これからは行き当たりばったりに生きていきます」だそうです。
 それがいいと思います。それでもいろんな人が、シメさんをほっとかないと思いますよ。なるべきようになるのだろうと、思います。後で、「千秋楽の挨拶で今まで封印していた気持ちを吐き出せて、何かが変わった」ともおっしゃっていましたから。
 再会は最後の一人になるまで続けてくださるそうです。(確率から言って最後が一人になることはないと思うけど)

 そうそう、あと、オスカルのとこでアンドレの名前を叫んだのは千秋楽だけだったとチラッとおっしゃってましたね。やっぱりそうだったんだ。私、昼の部で動揺して記憶が飛んでるのかと思ってましたが。

 トークの後はプレゼントコーナーで、千秋楽にプログラムが売り切れてしまったため買えなかった方の中から2名にサイン入りプログラムがプレゼントされました。テーブル毎にポスターや舞台写真のプレゼントがあり、去年好評だった「瞳の中の宝石」の歌のプレゼントを一人の方に。これはちょうどセンターの一番後ろのテーブルの方に当たってよかったですね。

 この後、リサイタルでカゲソロをやってくれた仙堂花歩さんがゲストで登場、リサイタルのことや音楽学校時代の思い出を話してくださり、「私だけに」のリプライズをデュエットで聴かせてくれました。
 そして幻の、一人二役での「闇が広がる」(デュエット部分は以前「再会」のために録音したものを使用)。鳥肌立ちました。
 本当にねえ、なんとか……。誰もがトートになれるわけじゃないでしょうに。でもこの場面を実際に、二人の人間で演るには体力が要るからなーうーん……。

 最後の曲は「愛の旅立ち」。
 そして、アンコールは「本当に何も用意がないんです」ということで、なんだかバウの千秋楽の時と同じような去り難い空気のまま、来年までお別れとなりました。

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