星空の道 Snowblink

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聖書にはそう書いてありません。

 「ソルフェリーノ夜明け」解説で引用されている

この命は人の光なり 光は闇に照り 闇はこれを悟らす


という聖書の言葉なんですが。
 何度読んでも意味がわからない。とくに最後のとこが。
 聖書のどこからの引用なんだ?と思って、引用句まるごと検索にかけたら、出てくるのは「ソルフェリーノの夜明け」の解説ページの引用ばかり。これは定訳じゃないなと思って、聖書の全文検索サイトで「人の光」をキーワードにして新約聖書を検索したら、出ました。

 ヨハネによる福音書(口語訳)1章4節。

この言に命があった。そしてこの命は人の光であった。


 は?これ?
 なんで節の途中から引用すんのよ?
 (ムダに長いので畳みます)

 手元にある聖書は新共同訳なんでそれを見てみます。(資料として持ってるだけで、聖書をちゃんと勉強したことはないんですが)
 ヨハネによる福音書の冒頭。

初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。
この言は、初めに神と共にあった。
万物は言によって成った。成ったもので、言によらず成ったものは何一つなかった。
言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。
光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。


 これなら聞いたことあるし、意味もわかる、ような気がする。
 でも、なんでそんな変なところから引用を始めるのか。何を言いたくて引用しているのかがいまいち……。
 しかも「理解しなかった」が「悟らす」って?
 「悟らず」の間違いじゃないの?

 口語訳のこの部分は

この言に命があった。そしてこの命は人の光であった。
光はやみの中に輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった。


 これはちょっと意味が違うような……。
 文語訳では

之に生命あり、この生命は人の光なりき。
光は暗黒(くらき)に照る、而して暗黒は之を悟らざりき。


 やっぱり「悟らず」ですよね。
 解説ページの誤植ではありません。「戦争と平和」の脚本でも「悟らす」になってます。それが誤植で、そこからそのまま引用したということも考えられるけど……。
 引用に続くセリフはこうです。

ニコライ「この命は人の光なり、光は闇に照り、闇はこれを悟らす。聖書にはそう書いてあります」
アンドレイ「そのためにはどんどん戦争をやればいいんです。殺すだけ殺し合ったらいつかはその虚しさがわかるでしょう。それに気付くまでは殺して殺して殺しぬくのです」


 「そのためには」が、「闇によって光を悟らせるためには」という意味なら、確信犯ですね、植田先生。「戦争と平和」のビデオは持ってなかったと思うので、プログラムの誤植かどうか確認できないんですけど。

 ソルフェリーノでは、誰もこの引用句言わされてない? 大丈夫?
 で、なんで解説にこれが引用されているんだろうか。
 戦争の悲惨さ=闇を描くことで、光=命の大切さを悟らせる、ということ?

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