星空の道 Snowblink

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雪組中日劇場公演「星影の人」【初日】

 初日をご覧になった水ブロガーのみなさま、仕事早っ!
 みなさま当日中に感想をアップしていらして、それを読んでいたら眠気も飛んでしまいましたが、私めはゆうべは第6場で力尽きました。
 かなり散漫な感想ですが、とりあえず上げてみます。
 場の境目とか、セリフとか、きっといろいろ間違ってます。
 (2007/2/3記)

2007/02/02 14:00【初日】
1階下手サブセンターブロック前方・センター寄り通路際

 「星影の人」は夏希さんも素晴らしかったですが、下級生までしっかり役目を果たしていて、雪組の底力を感じました。
 ショーが、もうカンペキ!満足度120%!だったのに対して、お芝居のほうは、これからどんどんよくなる予感がして、すごく楽しみです。全てが見せ場、だれる場面が少しもないのはお芝居もショーも同じです。

■第1場 プロローグ
 幕開きは、総司の歌う主題歌「生きるときめき」から始まります。新選組隊士の歌う主題歌「星影の人」で始まるというのが頭にあった私は、幕が開いて星空の中、大ゼリの上に立っている総司を見て、え? 総司? 違う? 誰?と一瞬分からなくなってしまいました。明かりが入ると、夏希さんの沖田総司でした。(予習するのも善し悪しですね)
 若い!
 私、唯一心配だったのが、お化粧が微妙だったらどうしよう?ということでした。ポスターのようなすごい美青年ではなかったのですけれど、素朴な感じでいいな、と思いました。
 歌もとてもいいです。

 その後、祇園の芸妓舞妓が華やかに踊り、続いて新選組隊士の勇壮な舞になります。
 白羽ゆりさんの玉勇はやっぱりきれい。
 彩吹真央さんの土方はしっかり強面に顔を描いてきていました(土方というより、香取慎吾演じる近藤勇に似てると思った)。
 総司ひとりが高下駄を履いて、鉢金もしておらず前髪がふわっとしているので、すんごい大きく見えます。刀を振るうとかっこいい……。

 幕前で浪士たちと総司の斬り合い。
 行きの新幹線の中で『新選組血風録』の「沖田の突きといえば非常な難剣で~(中略)この突きで、つぎつぎに相手は斃された」という記述を読んでいたので、ここの殺陣、ちゃんと「突き」が入っているんだなーと思って見ていました。
 夏希さんの殺陣は見事。そして、殺陣は斬られる方が難しいはずですが、みんなすごい!
 立ち回りの総司は、感情があまりない感じで、大勢の人を斬っていることと優しく明るい青年であることが一人の人間の中に同居しているアンバランスさが出ているような気がしました。
 斬られた浪士が全部はけて、玉勇が総司に傘を貸す場面。舞台の真ん中に残された草履が一足(両方脱げちゃうって何だったんだろう?)……玉勇に付いてくるおゆきちゃん(愛原実花さん)がさっと拾って袂に入れました。
 玉勇と話す総司が初々しい~。

■第2場 新選組屯所
 彩那音さんの山南敬助はすっきりした顔立ちで思慮深そうに見えてよいです。
 新入り隊士たちも表情豊かに演じていました(予習していったのにやっぱり名前がわからない私)。役名を呼ぶようにセリフが変わっていた気がします。なので、ちゃんと配役が頭に入っていれば、確認できるはず。
 柊巴さんの井上源三郎は、初演で演じられた尚すみれさんに演技が似ていると思いました。

 総司と土方が話すところ、お稽古場映像では、土方が、腰掛けている総司を見上げる感じで、上目遣いで笑いながらセリフを言っていて、すんごい可愛かったのですが(プログラムにその写真、載っています)、ちゃんとセットがあると総司は縁側に座っていて、土方は部屋の中にいるので、そんなこともありませんでした。総司はもうずーっと自然な感じ。
 山科愛ちゃんのおみよちゃん、可愛いー! すごいはまっています。土方に「いーっ」ってするところが可愛すぎて客席の笑いを誘っていました。

 晴華みどりさんの早苗、きりりとしていいじゃありませんか!
 鈴鹿照さんのご隠居はユーモラスで、間が絶妙。
 未来優希さんの山崎丞は、飛び抜けてセリフが巧く、しかもなかなかの男前。町人髷で前髪を剃っていない鬘はなんていうんでしょうか、すごく似合っています。
 総司はちょっと声が通りにくい気もしたのですが、わりと早口でさらっとしゃべるのが若々しくていいので、そういう声に作っているのかな、と思いました。

■第3場 桂小五郎
 凰稀かなめさんの桂小五郎、手傷を負って逃げているところには違いないのですが、ちょっと余裕がなさすぎるように思えました(凰稀さんが、ではなくて、桂が、です)。
 天勢いづるさんの幾松がはまってます。
 ちゃんと総司が桂より年下に見えました。「もう会いたくないですね」がやっぱりいい。
 桂を見送った後、とらえどころのない表情をしていて、何考えているんだろう?と思ったら、「そうだ、傘を返さなくちゃ……」と、全然関係ないことを言い出したので、なんだか、いろんな総司がいて心が行ったり来たりしているような感じがしました。

 玉勇との二回目の出会い。
 玉勇の京言葉が鈴を転がすようで、そんなきれいな声で誘われたら、総司が「きっと行きます」と言ってしまうのもうなずけます。二人ともかわいくて、舞妓たちがはやしたてる度に、客席から笑いが起こっていました。
 ほのかな恋を歌う総司もキラキラして素敵。

■第4場 あいびき
 山南の彩那さんはゆっくりしゃべるのが、ちょっと単調になる気もするけれど、いいと思います。
 涼花リサさんの明里は情のある女に感じられていいと思う。
 総司と玉勇の会話の最初のほうで、夏希さん、セリフを噛みました。でも、なんか玉勇に会って、ちょっとあがっちゃってるのかなって感じで場面に合っていました。
 総司と玉勇がお互い、身の上話をするのが、二人とも演技の裏付けができていて、とても説得力があります。掛け合いの歌も声が合っていていいと思います。
 玉勇のセリフの声がほんとにきれいでうっとりしてしまいます。総司はとても優しい眼をします。
(逢い引き中におゆきに呼びに来られてしまった玉勇に、総司が「玉勇さん、仕事仕事」というセリフが好き。私にも言って~)

 玉勇と入れ替わりで、山崎と新選組隊士が登場し、総司をからかう場面に。
 こ こ 最 高。
 未来さんの山崎、ホント巧すぎるから! 総司、かわいすぎるから! 隊士を、誰が誰だか判別できなかったのが残念です。みなさんすばらしい。

■第5場 京舞
 染香姐さん(灯奈美)と玉勇が二人で舞います。玉勇が背後にいる染香に扇を飛ばす振りがあるのですが、バッチリ決まっていました。

■第6場 復讐
 土方と、芸妓に身をやつして仇の土方に復讐しようとする加代(花帆杏奈)と安紀(純矢ちとせ)の場面。
 加代のしゃべり方が好きでした。
 女二人で土方を刺し殺そうなんて無理に決まってる。
 全体的に土方の出場が少ないのですが、ここも意外と短かかったし、本筋と何の絡みないのが残念……。

 総司が、玉勇の京舞を「剣の呼吸に通じるものがある」と褒め、そのあと浪士に襲われる場面。
 「今夜の私は強いですよ」から、立ち回り、めまいを起こして倒れるという流れが、壮絶に色っぽいです。
 「さっきひとつ、会得したばかりだ」っていうセリフが無くなっていた……なんでだろう。決め台詞を際だたせるため? あれ好きだったのに。
 総司のソロ。こんな歌、あったっけ? 一人称が急に「俺」になり、なんだか別人のよう……。自分が死病だということを知っていたという内容に聞こえましたけど、そうなの? 今までは咳が出るとかなんの兆候もなくて、唐突に思えたんですけど……。

■第7場 総司倒れる
 池田屋は激しい立ち回りを期待していたのですが、声のみでした。池田屋騒動は話の筋にはあまり関係ありませんしね。全員の立ち回りは後であるので……。
 凰稀かなめさんの桂は、きれいだし、よくやっていると思うのですが……なにか物足りない……大物感がないのかなあ。幾松が甲斐甲斐しくて一途でいいです。
 「沖田先生が好きどす」と言うおみよを見て、染香が玉勇に「えらい強敵がいましたえ」というセリフ、深刻な場面なのに、とっても受けていました。
 総司が胸の病だと知った玉勇の歌が悲痛でした。

(ネタバレ全開なのでこの辺から、伏せてみようかと思います)
(私は変更があった箇所で、変わったこと自体に半分くらい気を取られて、泣けなかったので、初演をご存じの方はもしかしたら読んでいただいたほうがいいかも?)

■第8場 宣告
 早苗からあと二、三年の命と聞かされ、それでも新選組隊士として働き続けると言う総司。死が怖いという総司。気づくと泣いているようだったので、ちょっとびっくりしてしまいました……。素直な人なんだなあ、というか、土方のいうところの「寂しさを明るさで紛らわしている」ような、どこかアンバランスだったところが消えて、やっと素直になれたというのか……。
(ここオペラグラスを上げようかと思ったのですが、目が離せなくて、結局一度もオペラグラスを使いませんでした。友人の話でもやはり泣いていたようです)

■第9場 生きるときめき
 彩吹さんが「星影の人」を歌います。土方の扮装のままなので、土方として歌っているんですよね。つらいね。

■第10場 嵐山秋色
 ここかな?照明さんの暗転明けが早すぎて、スタッフさんが見えてしまい、また暗転していました。初日はよくそういうことありますよねー。
 少し時間が経っていて、総司が変わりました。ふっきれた、というのか……第9場で心をさらけ出し、そのうえで透明感を取り戻したというのか……。
 新選組を脱走してでも養生してほしいという玉勇に、微笑んで「だめだめ」というのが今日のクリティカルヒットでした。ここの総司はとても男らしいです。

 早苗とおみよの歌。おみよちゃんの歌の歌詞「洗濯しながら泣きました」っていうのが可愛くて切なくてたまりません。

■第11場 山南切腹
 「介錯は沖田総司」と言われて、肩を落とし、それからまっすぐ背筋を伸ばしてしっかりと「はい」というのに、総司の気持がよく表れていました。

■第12場 玉勇の死
 長州の残党が潜伏しているとの知らせで料亭に斬り込む新選組。一人ずつ殺陣があります。みんなかっこいい。
 ここの総司の衣装、浅葱の羽織を着ておらず、着物にたすき掛けをして、中に着ている鎖帷子(?)が袖口から見えているのが、似合っていて素敵です。
 桂と刀を交えている最中に総司が咳き込み、桂は刀を引いて去り、玉勇が総司のもとに駆け寄ります。そのあと、別の浪士が総司に斬りかかってくるのですが、ここが初演と変わっていました。初演では、玉勇が総司をかばって斬られますが、今回は、玉勇の後ろから斬りかかられた総司が、玉勇を背にかばって浪士を斬るけれど、玉勇は既に斬られており、総司も咳き込んで二人とも倒れ、しばらくして起きあがり……とすごく長い見せ場になっています。玉勇のセリフの「沖田はんの大事なお命を守った」という部分も無くなっています。玉勇がかばうのとどちらがいいかは、悩みますねえ……。
 玉勇の息が絶えた後、立ち上がって「生きるときめき」を歌うのですが、涙を隠すように、歌詞の「強い日差し」を表すように、眼を手で被うのが……オスカルだわ、と、思ってしまいました。あの仕草が大好きだったのでうれしいような、関係ないことを思い出したくはなかったような、複雑な気持ちでした。
 最後の「星影の人」のカゲソロも彩吹真央さんですが、ちょっと声が高めでした。

(沖田総司は難しい……言葉にしようとすると、ちっともわかっていない気がします)
(読んで下さった方、お疲れさまでした)

Comment

感激レポート! 

うっわ~、すごく詳細な観劇レポありがとうございます!まだ観ぬ舞台の様子が頭に浮かび、シアワセのおすそ分けを頂いたようで、嬉しかったです。
私の観劇はもう少し先ですが、ますます期待が高まります。感謝です。
私は、心は名古屋に飛んでますが、本日は節分で、子連れで高幡不動に参拝してきました。すっくと立つ土方さんの銅像の前で、「雪の沖田はんをよろしゅう頼みます!」と頭を下げ、奥の近藤・土方ご両名様の写真の前で手を合わせ、しっかりと公演成功を祈願してまいりました。(もちろん、お不動様には念入りに・・・)
これからどんな風に練りあがっていくのでしょう。楽しみです。
  • posted by まゆ 
  • URL 
  • 2007.02/04 00:00分 
  • [Edit]
  • [Res]

コメントありがとうございます 

つたない文をお読みいただき、ありがとうございます。
2日目、3日目で、もう変わってきていると聞きましたし、
どこまで素晴らしくなるのか、楽しみですね。
本当に、無事に千秋楽まで走り抜いてくださることを祈るばかりです。
ご観劇になったら、感想をおきかせくだされば嬉しいです。
  • posted by Valancy 
  • URL 
  • 2007.02/05 03:52分 
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